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Art of Coaching 「人間理解への道」 2022年2月10日(金)197号
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普段、私たちは無意識的に自分自身に問いかけをして答えています。
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「職場のAさん、最近元気がないけど、どうしたんだろう?」
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「今日のランチは何にしよう?」等と自分の中で問いかけがはじまり、
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この自分自身への問いかけ(自問自答)は、1日に何回くらいしているのでしょうか?
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さて、この自問自答は私たちに、どんな影響を及ぼしているのでしょうか?
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「何の病気なんだろう?これからどうなるんだろう?」という問いが
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そして、ネットで次々と病状から病名を調べ始め、思考は調べれば調べるほど、
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よくない妄想が膨らみ、感情は心配や不安でいっぱいになり、身体の感覚は、胸がドキドキし、身体は緊張し固くなり寒気がしてきたのです。
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「このできごとは、何を気づかせてくれているのだろう?」
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「家族が健康でいるありがたさ…」を実感し、いつもの日常の風景が目に浮かび…
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「これから先、どのように一緒に過ごしていきたいか?退院してきたら、何をしようかな?」などと考えはじめました。
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すると、心配や不安でいっぱいだった感情は、落ち着きをとりもどし、固くなっていた身体は、温かさを感じ緩んできたのです。
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これは一つの問いで、思考、感情、身体の感覚がガラリと変わるという体験でした。
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問いが思考の方向性を決め→感情→身体感覚にまで影響を及ぼしていくのですね。
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私たちの日常生活では、毎日いろいろなことが起こりますが、その中で時には「イヤだと思う状況や困ったできごと」などがあるかもしれません。
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「意図的に意識して肯定的な問いを投げかけるようにしたら…」
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あなたの思考、感情、身体にどんな変化があるでしょう?
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「何か得ているものがあるとしたら、どんな意味があるのだろう?」
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「このできごとは、何に気づかせようとしているのだろうか?」等と
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コーチがクライアントに問いかけるように、自分自身にも問いかけてみたらどうでしょう?
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肯定的な問いによって、固まっている思考が緩み、視野が広がり、
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感情が和らいでくるかもしれません。そして、身体の感覚も。
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その時に、どんな思考になり、どんな感情がわき起こって
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4月は「コーチングハンドブック読書会」を開催いたします。
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Art of Coachingの基本となる人間理解の内容がつまった「コーチングハンドブック(著:山崎啓支)」を扱います。ある一つの章を全員が読み、その時に浮かんでくる疑問や「わからない」というモヤモヤを言葉にし、お互いの理解や気づきを共有しながら学び合う場です。
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発行:株式会社アート・オブ・コーチング 執筆:Art of Coaching 長田 侑子
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