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AOC受講生インタビュー

受講生インタビューVol.2 ~ 大村 隆さん

大村 隆さんプロフィール

1970年、山口県生まれ。大学卒業後、同県内や広島県の地方新聞社で計18年間記者活動。2016年、コーチとして独立。 パーソナルコーチとして、起業家、経営者を中心にセッションを重ねている。
コーチングと併せ、インタビューを通じて魅力や人生のミッションなどを引き出し、プロフィール用の「対談記事」にまとめるメニューも提供している。
ホームページ http://subarucoaching.com/

資格・教育

全米NLPマスタープラクティショナー(2016年)
米国NLP&コーチング研究所認定コーチ(2016年)
Art of Coaching修了(2017年)

受講生インタビュー

Q.

これまでの大村さんのご経験を聴かせてもらえますか?

A.

大学を出てから一年間、広告代理店の営業や三交代の工場勤務などを経験しました。
その後、小さな新聞社で3年間記者をした後、中国地方のブロック紙の記者となりました。
2016年に独立するまで、その新聞社で15年間取材活動を続けていました。

Q.

コーチングとの出逢いは何だったんですか?

A.

記者になってずっと、どこか無理をしている自分を感じ続けていました。
その苦しさを解消しようと、2014年にオンラインのグループコーチングプログラムに参加したのが、コーチングとの初めての出逢いですね。
その後、NLPやNLPコーチングを学びました。あのころは、知識やスキル、テクニックを身につければコーチングになるんだと思っていましたね。

Q.

実は、そうではなかった、と?

A.

2016年秋、AOC代表の山崎啓支さんの講演会に参加して、認識が一変しました。
「知識はすべて、過去のもの」「存在を提供し、存在そのもので影響を与えるのがコーチ」「それが出来ないコーチは、スキルやテクニックという道具に頼っている」……衝撃を受けながらも、「この人は本質を伝えている」と直観的に感じました。

Q.

実際にAOCを学ばれてみて、いかがでしたか?

A.

素直に表現すると、混乱しました。というのも、ステージ1、2は座学が中心で、山崎さんのコーチング哲学や人生観などを一方的に聞かされている、といった印象が強かったから(笑)。
当時は「何も身につかない」「全然コーチングが学べない」という焦りを感じていました。今思えば、それは自分自身の見えている範囲が狭かっただけなんですけどね。

Q.

自分の見える範囲が狭かった、とは?

A.

「コーチングとはこういうもの」という固定観念が自分の中に根強くあったんだと思います。そのフィルターを通して、自分の期待通りの学びだけを吸収しようとしていたのだと。

例えば、AOCのベースになっている「インナーゲーム」理論の「セルフ2」という状態。「無限の可能性と繋がるセルフ2になれるなら、きっとすごいコーチングができて、クライアントにも突き抜けた結果をもたらすことができるはず」と信じ、「それは、どうしたらできるのか」という「正解」を強く求めていました。それが執着となり、自分の視野を狭めていたんですね。

Q.

執着に気づいたきっかけは何だったのですか?

A.

ステージ3でのメンターコーチング(オンラインでトレーナーから受ける半年間のセッション)です。実はステージ3が半分終わった時点でも、まだ「自分は何も学べていない」「何も身に付いていない」と感じ続けていました。
当時、グループで受けるテレクラスで「これまでの学びの満足度を10点満点で表すと?」と聞かれて「1点」と答えたくらい、失望に近い感覚を持っていました。

そんなとき、メンターコーチングで木村トレーナーから「そういう大村さんの思いは、なにから生まれているのでしょうね?」との質問を受けたんです。その直後、突然、自分の失望は自分が生み出していることに気づいたんです。

Q.

といいますと?

A.

「何も学べていない」「何も身に付いていない」というのは、「すごいコーチになりたい」という願望の裏返し。
つまり、「すごいコーチになりたい」という憧れが強い光となって、「だめな自分」という濃い影をつくり、その影への同一化から身動きが出来なくなっていたんだと。ぜんぶ自作自演だったと。

Q.

光と影。ステージ1,2でも繰り返し学ぶ、人間理解を深めていくための大切なテーマですね。

A.

そうなんです。山崎さんも何度も仰っていましたが、そのときには分かっていなかったんでしょうね。自分の経験を通して、トレーナーから質問を受けて、初めて「腑に落ちた」のだと思います。その瞬間、本当に世界がそれまでとは違って見えました。AOCコーチングって本当にすごいと。

なので、ステージ3の最後のテレクラスで、トレーナーから再び「満足度を10点満点で表すと?」と聞かれた際には「無限大」と答えました。計り知れない学びを「体験」したので。

Q.

AOC修了後、大村さんのコーチングはどう変化しましたか?

A.

「コーチングをして、変化を与えよう」とか、「このスキルを使って、こんな結果に結びつけよう」などといったことをほとんど考えなくなりました。そういう考えを持っている自分に気づくことができるようになったというか。

Q.

というと?

A.

「変化を与えたり、結果を出したりしないといけない」と考えているということは、クライアントをコントロールしようとしているということだと思うんです。
それは、どこかに「正解」があると思い、そこに導こうとしていることと一緒ですよね。それは人間理解としてはとても浅いんじゃないかと。

そんなことより、クライアントの人生を信じる、ポテンシャルを信じる、「セルフ2」を信じるということができるなら、変化は自然に起こる。それができないのは、結局のところ自分自身を信じていないから。だからスキルやテクニックという道具に依存しようとしていたんだと思います。

Q.

では、スキルやテクニックは必要ない?

A.

いえ、必要に応じて使えばいいんだと考えています。ただ、それが本質ではないし、依存すべきものでは決してないなという感じですね。やはり、本質はクライアントに真っ直ぐに向き合う「存在の提供」なんだと、いまは分かります。
といいながら、まだ「こうすれば一瞬で変われる」とか、「潜在意識の使い方」といったテクニック本を手に取ってしまう自分もいますけど(笑)。

Q.

先ほど、「かつては人間理解について浅かった」と言われていましたが、AOCを終えたいま現在、人間理解という点ではコーチングセッションにどのような違いが生まれていますか?

A.

なかなか言葉にするのは難しいですね……。
ステージ1、2で繰り返し学んだ「ヒーローズジャーニー」の概念はよく思い出します。

Q.

境界を越え、支援者と出会って、悪魔と対峙して変容し、帰還する、という人生の一連の流れのことですね。

A.

そうです。クライアントのお話を聞きながら、「ヒーローズジャーニーに照らし合わせると、この人はいまどういう状況にいるのだろうか」と考えることがあります。すると、どんな悩みも、状況も、クライアント固有の大切な人生体験のひとつなのだろうと思えるときがあるんです。問題が、実は問題じゃないというか。それを人間理解と言っていいのかどうか、分かりませんが。

そして、こちらがそういう意識で向き合っていると、クライアントは自分で気づき、乗り越えていく。旅を続けていくんですよね。不思議なんだけと。

Q.

これからの大村さんのビジョンを教えてください。

A.

そうですね。いまはパーソナルコーチングが中心ですが、いずれは企業や組織にも広げていきたいですね。一人ひとりの人間理解が深まるなら、必然的にコミュニケーションも変わり、それぞれが互いの人生経験を尊重し、支援しあえる仲間となると思うので。

Q.

最後に、どういう方にAOCの受講をお勧めしたいですか?

A.

コーチを目指すとか、コーチングに興味があるとか関係なく、自分の可能性を広げ、人間理解を深めたいと願う人です。何らかの指導的立場にある人にも、受けていただきたいですね。

Q.

指導的立場の人に受けて欲しいのは、どうしてですか?

A.

やはり、人間理解を深めるためです。浅い理解のままで指導に当たると、光と影の拮抗を強めながら部下やメンバーを一方的に駆り立て、疲弊させ、最悪の場合には人生を破壊しかねないので。しかも、自分がそうさせていることにも気づかない。それは、本人にも、関わる人にも、社会全体にとっても損失であり、不幸なことだと思います。